テーロス還魂記 1000枚枠
あけましておめでとうございます。最近全く更新してなかったけど新年一発目の記事はmtgの新弾について。
テーロス次元については神と信心が存在すること以外全く知らないため割愛する。
収録内容としては、単体だとエルドレイン(オーコ)ほどではないが、一歩間違えるととんでもなく化ける可能性のあるカードが集まったという印象。
その最たるものがヘリオッド。
パイオニアではすでに歩行バリスタとの無限コンボが開発されている。
フェリダーコンボと違い、秘儀術師のフクロウなどでの信心ビートプランも容易なため、名古屋のあとほぼ間違いなく規制されるだろう。
次点でウーロ。
当初は1マナ重くなった成長のらせんとしか思っていなかったが、3点ライフゲインがついてくるとさすがに強い。
大方の予想通りシミックランプに茨の騎兵とともに積まれるだろう。
スタンダードでは1マナのマナクリがイマイチなのと、茨の騎兵で土地を伸ばすと4枚しか落とせず脱出コストに足りないのが絶妙に噛み合いが悪いかもしれない。
同じくテーロスで追加されるイリーシア木立のドライアドと合わせて、環境初期は多く目にすることとなるだろう。
これら神話2種は予約販売時点で4000円とアホみたいな値段になっている。
そして自分の今回の1000枚購入枠はこれ。
アゴナスの雄牛だ。
ぱっと見て思うのが、騒乱の歓楽者や歴戦の紅蓮術師のように手札を捨てて複数ドローするリソース補充カードだということ。
これらは今も下環境で活躍しているカードで、両方とも主に軽いカードを使いまくって手札が少なくなってからの手札補充に用いられる。
騒乱の歓楽者はコスト軽減効果によりほとんど4マナ以下で唱えられる。
今回のアゴナスの雄牛は脱出マナコストこそ2マナと軽いものの墓地追放枚数が8枚ととても重いため、一度は5マナ払って素出しする必要があると考える。
そのためそれら2種が積まれているデッキよりもゲームレンジが遅めのデッキで用いられるだろう。
一度素出しした後に手札を使い切るか2枚目の雄牛を引き込むと、脱出に必要な追放コストが墓地に溜まっている頃合いだ。
パーフォロスも相性が良さそうだ。サクっても脱出で再利用できるし、複数体並べて全員で殴ると爽快だろう。
本体のスペックは4/2、脱出すると5/3とタフは貧弱だがクロックは高い。火力で焼かれやすくロングゲームにもなりづらい赤に対してはサイドアウトする筆頭になりそう。全体除去のリカバリーにもなるため、脱出クリーチャーはコントロールに強い。
既に言われているようにモダンのドレッジにも入るだろうが、スタンダードのグルールやパイオニアの赤単ミッドレンジなどにも4枚積まれるスペックがあると感じる。
自分の脳内通りの動きをする構築が流行るようであれば、1枚3〜4000円も十分あり得る。
他にも色々と気になるカードはあるが、それぞれについて語ると日が暮れるためこのへんで終わり。プレリが楽しみ。