(´・_・`)👐エビエビにっき

適当に書きたいこと書く予定のブログ

モダン参入としてマルドゥパイロマンサーを組んだ話

今回の禁止改定による影響に色々と思うところがあったためアウトプットしておく。うまく言語化出来ず主張がよくわからない文になっていると思う。

ひと月前からパーツをちょこちょこ買い続けて、ようやくマルドゥパイロマンサーを組んでモダンに参入した。マルドゥパイロマンサーはハンデスして除去してトークンを並べてなんやかんやダラダラ戦うフェアデッキだ。戦慄衆の秘儀術師を使ってみたくて調べた結果、このデッキにたどり着いた。

高い出費だったが、2週間前のFNMで初めてモダンの対戦をして、初めて組んだのが派生の多いこのデッキでよかったと思った。歴戦の紅蓮術士はやく4枚欲しい、ヨーグモスも試してみたい、エレメンタルを蘇生する形も面白そうだ、大爆発高いなあ、黒割れの崖再録されないかな…。スタンダードしか知らなかった私はモダンのアーキタイプの多さに感動し、今週末に開かれるモダンのFNMや、ショップで毎月開催されているらしいモダンの大会を楽しみにしていた。モダンについて様々な読み物・動画など漁り、完全にマジックの沼にのめり込んでしまっていた。

8月26日、信仰無き物あさりがモダン禁止カードに指定された。

信仰無き物あさりは1マナ2ドロー2ディスカードの天使の施しで、3マナ払うと墓地からも唱えられる。軽い呪文でトークン生成もでき、墓地から唱えると純粋な手札交換になり有効牌を引き入れられる、歴戦の紅蓮術士とのシナジーが凄い、未練ある魂を実用レベルに落とし込んでいるなど、この紙束を辛うじてデッキにまで至らせている核の一つだった。

信仰無き物あさりが使えなければ今のスタンダードな型もエレメンタルタイプも実戦レベルではなくなる。エレメンタルタイプはまだ試してすらいないのに。高い金をかけて組んだ仕打ちがこれかと思った。本当に萎えてしまいマジックへの熱も急速に冷めていった。

 

何日か経って少し冷静になり、また別の視点で見ることができるようになってきた。

今回の禁止改定はトップシェアを誇るホガークデッキの弱体化として実施されたが、墓地を用いるデッキが強力すぎたという観点から、信仰無き物あさりもかなり危うい位置にいた。ホガークデッキはまず間違いなく影響を受けると言われていた。つまり今回の禁止改定の直前に信仰無き物あさりありきのデッキを組むこと自体がかなりのハイリスクであった。もしも信仰無き物あさりがなくなれば私がモダンフォーマットでプレイできるデッキが存在しなくなり、それはモダンフォーマット専用の全てのカードの価値が大きく落ちてしまうことを意味していた(私は他者とmtgをプレイすることに大きな価値を感じているため。殆どの人が同じだと思うが)。

今回の件で、フォーマットで唯一使えるデッキを禁止にされるという想像を少しでも働かせることができるようになった。私が最も魅力を感じたデッキはこのデッキだったことは間違いないが、この意識を以前も持っていればまた結果は違ったのかもしれない。これはDCGと違い魔素還元はできないのだ。

大枚叩いた資産をオシャカにしたことで、所詮mtgも一企業の匙加減でどうとでもなるゲームなんだという認識が持てるようになった。リアルの高額なカードに投資するリスクを意識することができるようになった。リスクを意識した上で行動に至れば、失敗することはあれど後悔することはない。今回のモダン参入はその意識を持たずに購入に至り後悔が付きまとってしまう結果になった。次からはリスクを意識して購入に至れる=後悔のないように記録しておく。

 

今回の禁止改定で石鍛冶の神秘家が解除された。かなり興味はあったため以前から考えていたが購入まで至っていなかった。マルドゥ石鍛冶もしてみたくはあるが、追加で4万以上の出費はさすがに厳しくモダンへの熱も少し冷めてしまったためぼちぼちやれればといった感じか。よくよく考えると青白がおかしい強さになるし3tバターゲーになってすぐに禁止に戻りそうな気もする。